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LISTEN!BARBEE BOYS 4/BARBEE BOYS(バービーボーイズ)

もう暑いっ!しかも・・ジメッと。。自身この季節はホント、駄目なんです〜・・苦痛です。。(苦笑)そんな苦痛をも感じる、つい先日の日曜日の中古屋”巡回”時に購入したのが、このバービー・ボーイズの”LISTEN!BARBEE BOYS 4”でした。

いわゆる世間様で言う所の、R35Over35世代の方々(自身36デス)には、懐かしい邦楽ロック・バンドだと思います。彼らが活躍されていたその時から、もちろん!ミーハーなボクも好んで聴いていましたが、こうして改めて聴くと”新鮮!”に思えてくるのが不思議です。

今の時代にもわりと(当時も)希少的な男女混声バンドです。”男女混声”自体はもちろん今の時代(過去も)にも、多く存在したのでしょうが、このバービーの混声は独特でオリジナリティな世界観をもあるように感じていました。
バービー・ボーイズの男女混声のボーカル・ワークは、常に同等・対等な世界で歌い合って(競演して)います。それは斬新なアイデアでもあるでしょうし、それが一番の新鮮味を感じました!
当時の自分も本作品あたりからの彼らに特に興味が湧いていたよう憶えています。
当時はレンタルで済ませてしまっていたので、今回、思わず旧盤にも関わらず購入してしまいました。・・・確か彼らの作品は紙ジャケ再発でしかもリマスター盤が出ていたかと思います。。


何せ二人のボーカルのそのどちらも存在感は引けをとってませんからね。どちらかの片方だけが”リード・ボーカル”という体制でもなく、楽曲によって色々と変化を付けられる混声ボーカル表現力!
その器用さも彼らは持ち合わせていたんでしょうね。それが他の男女混声グループ/バンドには無い、彼らだけの特徴と個性・凄味であって面白いと思う魅力!の一つでもありました。

妖艶なダンスも披露する杏子の女性ボーカル(ライヴではも〜う非の打ち所のないっ!カッコ良さ!笑)と、ときには攻撃的に吹きぶっ飛ばす!かのフレーズが印象に残るソプラノ・サックスを片手に男性ボーカルも兼任するKONTAを中心にロックで力強いビートを効かせてましたね。それに絡むこれまた流れるフレージング、刻むカッティングで攻めるかのギター音色は独特な雰囲気をも作って、それらの独特なバービー・ボーイズのサウンドは唯一無二的で斬新な音楽観にも新感覚邦楽ロックの印象を持つことが出来ました。


この本作品の各収録曲タイトルもどこか抽象的と言いましょうか、タイトル見ただけではどんな音楽を演っているのかも想像つきませんよね!
当時、CM起用等の影響もあり彼らを一躍スターダム!?へと押上げた感のある(2)や(5)の存在感もこの作品の代表曲かと思いますが・・。
さらに、(4)”ごめんなさい”ではイントロから攻撃的なリズムのビートへ絡みつつ、より煽っているかの存在感のあるサックス音も耳に残るフレーズじゃないでしょうか。この曲も当時何かの番組で起用されていたのは憶えているのですが・・・忘れましたっ!下の”ユー・チューブ”の映像も貼りましたが、杏子の暴れっぷり?なダンスが最高☆じゃないないですかっ!w

♪”ごめんなさい
※ユーチューブの映像ですが、リンク切れの場合あり。


その(4)と同タイプで激しいロック色濃い曲が(6)”わぁい わぁい わい”です。この(4)に限らず、全体的にも詞が面白いです。このバービーの楽曲ソングライティングの殆どがギターのいまみちともたか(バンドのリーダーでもあるらしい・・)が行っている様ですが、語呂合わせも独特で面白いですね。
(7)”涙で綴るパパへの手紙”もその詞世界(ここでの詞はKONTAですが)、聴こえてくるサウンドとその詞となる言葉との、ある意味アンバランスさが彼らの魅力でもあるんだな・・・とも思いますね。

そのままの勢いは落さずに(9)や(10)と言ったアルバム終盤へと向かっても、
彼らの魅力は薄れずダレも無く最終にして哀愁さも感じる(11)まで一気に聴かせてくれてますよ=

今春にどうやら一時的にバンド活動を復活されたみたいなのですが、
もう演らないのかな??^^


♪”わぁい わぁい わい
※ユーチューブの映像ですが、リンク切れの場合あり。


LISTEN!BARBEE BOYS 4/BARBEE BOYS
(1987年)
1.はちあわせのメッカ
2.泣いたままでlisten to me
3.Dear わがまま エイリアン
4.ごめんなさい
5.女ぎつねon the Run
6.わぁい わぁい わい
7.涙で綴るパパへの手紙
8.−夜の街−
9.Noisy
10.くちにチャック
11.ナイ−ブ

KONTA(近藤敦)(vo,sax,flute)
杏子(vo)
いまみちともたか(g,vo)
ENRIQUE(b)
小沼俊昭(ds,vo)

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MAGNETIC(マグネティック)/STEPS AHEAD(ステップス・アヘッド)

関東〜東北地方も”梅雨明け”しましたね☆・・・夏だっ!
今日(20日)の横浜は、恒例の”花火大会”があるんです。ハマっ子の自分にとっては、この花火大会がある意味、夏への号令?号砲?だったりします。
こどもの頃、親に連れられ開催地の山下公園周辺へ行って、そのダイナミックさにエラく!感動したものです。大人になってもそれはそれで感動はするのですが、もう心が純粋でないっ!(笑)
行かれる方々はどうぞ楽しまれてくださいませぇ〜♪^^
※ちなみに昼間は横浜ベイスターズ(巨戦)の試合もありますぞ。


【追記】近所の高層マンション?(団地なのですが・・・笑)から観えました!画像はかなり粗いのですが・・・


あっちぃ〜夏は個人的にも苦手なのですが・・・
このSTEPS AHEAD(ステップス・アヘッド)のサウンド(ジャズ/フュージョン)は聴きやすいですし、とても清涼感もあります。マイク・マイニエリ(キーボード奏者)と今は亡きマイケル・ブレッカー(サックス・プレーヤー)らが中心となって打ち出した新たなるフュージョン・サウンド(ミュージック)とも呼べるでしょうか。
せめて音楽では涼みたいものです。

キーボード(シンセ)とサックスと来れば、やはり!ウェザー・リポート(ジョー・ザビエヌとウェイン・ショーターら)の存在もありますが、そのウェザーの音が好みの方にも、特別な違和感はなく聴けるでしょうし、きっと同じよう気に入れられるかとも思います♪音像としても似ています。

■”フュージョン・マスターピース1500”のサイトへジャンプ!
正直なところこの企画で本作品を知ったのですが・・・
フュージョン系を好んで聴いていらっしゃる通でコアなファンの方々からは、この作品の発売が常に待たされていた様でもあって、この企画内でもかなりの重要度数のある作品でもあるようです。。
マイケル・ブレッカーが亡くなってしまってからは余計にこの頃の作品、サウンドにも注目はされるでしょうし―


マイケル・ブレッカー氏のインタビューの後に、♪”BEIRUT”(ベイルート)演奏あり。


♪”TRAINS”(トレインズ)
※ユー・チューブの映像ですが、リンク切れの場合あり・・
詳細は不明なのですが、この映像の頃がマイケル・ブレッカー最後の来日パフォーマンスかもしれません!
そのマイケルの中盤のソロは聴き所でしょうし、ギター・ソロを挟みつつも終盤へのバンド・アンサンブルも最高のノリを魅せてくれますよ☆


MAGNETIC/STEPS AHEAD(ステップス・アヘッド)
(1986年)
1.Trains
2.Beirut
3.Cajun
4.In a Sentimental Mood
5.Magnetic Love
6.Sumo
7.All the Tea in China
8.Something I Said
9.Reprise(Magnetic Love)

マイケル・ブレッカー(sax)
マイク・マイニエリ(vib,key)
ピーター・アースキン(ds)
ハイラム・ブロック(g)
ヴィクター・ベイリー(b)
ウォーレン・バーンハート(p,synth)
(5)にはダイアン・リーヴス(vo)が参加。


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i am sam(アイ・アム・サム)/サウンドトラック
前回号に続いて今月号のレココレ誌の特集は”ザ・ビートルズでした。1967〜1970年までのいわゆる””の時代と呼ばれる頃に発表されたシングル/アルバム収録曲のベスト曲を選考させて順位をも付けさせてしまおう!
と言う、選ぶ側にもボクの様な一般のファンにとってもそれはそれは恐ろしくも楽しみ?な企画・・・でもあって興味津々なわけです。。

レコード・コレクターズ 2008年 08月号

◇ちなみに・・・10位?10番目までは・・・・
(1)ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
(2)ア・デイ・イン・ザ・ライフ
(3)アイ・アム・ザ・ウォルラス
(4)サムシング
(5)ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン
(6)ドント・レット・ミー・ダウン
(7)アクロス・ザ・ユニバース
(8)ホワイル・マイ・ギター・シェントリー・ウィープス
(9)レット・イット・ビー
(10)ペニー・レイン
と、↑この様になっておりました♪

↑”ストロベリー・フィールズ・フォーエバー”の舞台にもなった孤児院の門。

この時期のビートルズの音楽性は、”4人の個性”と”らしさ”もより発揮し明確になって行って、それまでのどのアーティストも到達していないかの音楽性の進化・アーティスト性への真髄らの道程をもこなしていた頃だったと強く感じる思いもあります。
どの曲にもロックの凄味(他アーティストへの影響力)もあるし、芸術性も高くあるだろうし・・・
なので、どの楽曲が1番目になるのか?3番目になるのか?10番目になるのかだって、とても難しい作業だったでしょうし、あの曲やこの曲が、どの順番になってもある程度は、皆が納得できる所もあるのではないでしょうか!?それだけこの後期ビートルズにはいわゆる歴史に残る”名曲”が沢山あって、どんな時代にあっても聴く価値も充分にありつつ、今だにも多くの根強いさらには新規なる若いファンをも魅了する楽曲が多いですよね〜♪

個人的にも”ア・デイ・イン・ザ・ライフを初めて聴いた時の”衝撃”!と”鳥肌”!(特に曲の終盤へ掛けてへの流れ・・・)は、今後も忘れることがまずないと思われます。あの華麗なる最後をピアノで決めたポールの怨念?因縁?創造力?集中力?芸術力?人間力・・・・にはただただ感動だけでした〜♪


面白いところでも・・・
(14)ヘイ・ジュード・・・日本の雑誌でこの曲がこの位置って・・・??(苦笑)
(16)ヤー・ブルース・・・ホワイト・アルバムでのレノンの”魅力”はまた格別でしょうか!?
(18)ヒア・カムズ・ザ・サン・・・個人的にも大好きな楽曲だけど、ビートルズというよりかは、ジョージの作品!の印象がとても濃いんです。
(28)ザ・ロング・アンド・ワインティング・ロード・・・この楽曲もあの”ネイキッド”が世に出てからとても印象が変わってきてしまった・・・ある意味、残念な想いが一際強い曲だったりしますね〜。。
(32)ビコーズ・・・”アビー・ロード”のB面にある”あの流れ”はビートルズが作った芸術の領域!今回の特集が曲単位での集計になっている様なので、この位置(順番)になっているみたいだけども、”あの流れ”が好きなファンも沢山!いらっしゃるかと思います。
(44)バースディ・・・えっ!?44番目でいいのっ??って疑いたくなる、これまでにも個人的によく聴いてきた楽曲です。プロの執筆の方たちだって〜??いっぱい聴いてきたんじゃないのぉ〜??(笑)この頃?のポールのベースにリンゴのドラムスの”音”はカッコよ過ぎませんか!??

(50)トゥ・オブ・アス・・・!!!!ナンデヤネン!???(苦笑)この曲がラストのラスト!とわっ??(涙”)
それでも一応?入選されていてヨカッタです。
この時代・・・と言うより、ビートルズの曲全体でも順位を付けること自体、自分には到底無理なのですが、その”トゥ・オブ・アス”と”アクロス・ザ・ユニバース”は、個人的にも印象深く好きな楽曲でもあります。



そんな訳で??久々に聴き入っているのが、映画i am sam(アイ・アム・サム)のサントラ盤です♪

この”アイ・アム・サム”ですが、ショーン・ペン、ミシェル・ファイファーが主演と、子役にダコタ・ファニングを起用して大ヒットしたのも記憶に新しい、父娘の絆を描いた感動モノです。ボクも当時試写会を観に行きました。今でも個人的に色々と思い出の深い作品でもあります。。

そのサントラ盤ですが、全編その”ビートルズのカバー曲”ばかり!!
しかも!?これが、素晴らしいリメイク?と呼んでもいい様な。。
テーマ曲っぽく使用された(1)”トゥ・オブ・アス”や映画本編での感動シーンも思い出す!(3)”アクロス・ザ・ユニバース”を筆頭に、サントラ盤で済ませてしまうにはもったいないっ!ほど・・・
ビートルズ・ファンはもちろん!普通に(ロック)音楽ファンもジックリと聴いて頂きたいと思うかのサントラ盤です。
何気に??参加アーティストも豪華だったり〜。。

普段、ビートルズの曲として聴き馴染んでいるものが、また新たな感動をも運んできてくれるかの様なんですよね。原曲の元々持っているその雰囲気を残しつつも、各参加アーティストの味わい・個性もちゃんと際立っているのもスグに分かるかと思います♪
シャリル・クロウが歌う(7)やさらに(13)、(14)そして(17)らの今風なアレンジも面白いですし、リスペクトしつつの新解釈?としてもいいかも。。
そのアレンジで今風な空気が流れつつ、そのどれもが原曲の本筋?自体をも大事にしている!ところを感じるので、それがとても個人的には好感が持てます〜


”ビートルズ青の時代”を楽しむもう一つのアイデアとして・・・


※アイ・アム・サム(ウィキペディア)


♪”アクロス・ザ・ユニバース”(映画”アイ・アム・サム”映像)



♪”トゥ・オブ・アス”(本家!ビートルズの映像)



i am sam(アイ・アム・サム)/サウンドトラック
(2002年)
1.Two of Us (Aimee Mann and Michael Penn)
2.Blackbird (Sarah McLachlan)
3.Across the Univers (Rufus Wainwright)
4.I'm Looking Through You (The Wallflowers)
5.You've Got to Hide Your Love Away (Eddie Vedder)
6.Strawberry Fields Forever (Ben Harper)
7.Mother Nature's Son (Sheryl Crow)
8.Golden Slumbers (Ben Folds)
9.I'm Only Sleeping (The Vines)
10.Don't Let Me Down (The Stereophonics)
11.Lucy in the Sky with Diamonds (The Black Crowes)
12.Julia (Chocolate Genius)
13.We Can Work It Out (Heather Nova)
14.Help! (Howie Day)
15.Nowhere Man (Paul Westerberg)
16.Revolution (Grandaddy)
17.Let It Be (Nick Cave)
18.Lucy in the Sky with Diamonds(Aimee Mann)
19.Two of Us(Neil Finn/Liam Finn)
※( )は演奏アーティスト名

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日本、4年ぶりにイタリア破る快勝!(バレーボール、女子ワールドGP〜横浜大会)

2008年7月11日(金)ワールドグランプリ決勝リーグ第3日(横浜アリーナ)
日本3−0イタリア

1セット:日本25−23イタリア
2セット:日本25−22イタリア
3セット:日本26−24イタリア

↑試合終了直後、
監督、関係者含め、もちろんスタンドの観客も皆がその日本女子の快心な勝利をもの凄く喜んでいましたね☆
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虹を継ぐ覇者/虹伝説

何年か前の一時期に当時のアーティストをゲストに迎え入れたりさせた往年のハード・ロック系バンドへのトリビュート企画アルバムが話題になる頃もあったかと記憶しています。レッド・ツェッペリンだとか、ディープ・パープルアイアン・メイデンだとか・・・このレインボーだったり。
大概どのトリビュート企画盤も予想通りの何てことも無くそこには感動の薄い、これってボッたくり!?と思えるのも多々あったかと・・・。
それでも有名ギタリストが参加して、オリジナルとはまた違う味わいを聴かせてくれたり〜
そもそもトリビュート盤を購入するにも、楽曲自体は聴き慣れていてすでに知っている・・・状態なので、面白味自体も半減でしょうか。そのトリビュート企画に参加しているアーティストやゲストの質・量に購買力も左右されるでしょうね☆


今回のこのレインボーのトリビュート盤は、その名も”虹伝説”と題された往年の有名曲・ヒット曲を完全コピーものにしていますが、その完コピの域をも超えている感を強く持てるその内容の濃さ!と各パフォーマンスには感動も持てます。
というのも、制作・参加メンバーの日本人アーティストが、レインボーの各時代にあったメンバー編成にも、各楽曲へにも敬意を表しているのが、ヒシヒシと伝わってくるんですよね!
本作品、当時も専門誌を中心に話題になっていたかと思います。

特に個人的にも印象に残ったのが、ハイ・パワーを備え表現力も豊かなボーカリスト森川之雄氏と御大リッチーのモノマネと言う範疇では決して済まされない程までに卓越された技量を魅せるギタリスト梶山章氏のパフォーマンスは邦人離れしたもので、初聴の方には(きっと・・・)ぶったまげるでしょう!?ある意味、あの聴き慣れたレインボーの楽曲がとても新鮮に甦ってきますかなら〜♪
もちろん!この2人だけではなく各ポジションそれぞれのメンツは日本HR史上にも名を轟かす素晴らしき人選たちですよ。
アルバム収録参加メンバー:

森川之雄(vo)〜元”ANTHEM”
梶山章(g)〜元”PRECIOUS”
工藤義弘(ds)〜元”EARTHSHAKER”
加瀬竜哉(b)〜元”NAUTILUSS”
内田雄一郎(b)〜元”筋肉少女帯”
永川敏郎(key)〜元”EARTHSHAKER”
岡垣正志(key)〜元”TERRA ROSA”
<スペシャル・ゲスト>
ジョー・リン・ターナー(vo)
デイヴィッド・ローゼンタール(key)

主に’80〜90年代の日本ハード(メタル)ロック界をリードし駆け抜けてきたバンドに在籍した豪華メンバーたちによるレインボーの完全リメイク盤で、本家のファンならばご存知のベスト選曲内容と各人のベスト・パフォーマンスも余すことなく収録なんです=

これまでにもレインボーのアルバム/楽曲を一通り聞いたよ!日本人アーティストによるHR/HMサウンドを聴きたいっ!・・・
って方にこそ超オススメの出来るトリビュート・アルバムではないでしょうか!?


♪”キル・ザ・キング”(本家”レインボー”版で)

虹を継ぐ覇者/虹伝説
(1998年)
1.虹の彼方に〜キル・ザ・キング
2.スポットライト・キッド
3.アイズ・オブ・ザ・ワールド
4.銀嶺の覇者|ミストゥリーテッド
5.ロード・トゥ・バビロン|バビロンの城門
6.オール・ナイト・ロング
7.スターストラック
8.ストリート・オブ・ドリームス
9.ドリンキング・ウィズ・ザ・デヴィル
10.ロスト・イン・ハリウッド
11.ア・ライト・イン・ザ・ブラック
12.虹の彼方に ~リプリーズ~
13.レインボー・アイズ

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STAMPEDE(スタンピード)/THE DOOBIE BROTHERS(ドゥービー・ブラザーズ)

今だ現役でその”ドゥービー”と言う名を存続させているらしいのですが、彼らの人気・売り上げも絶頂・黄金期を迎えていたのは70年代。
1971年〜’75年を前期、’76〜’83年辺りまでを後期と称する事も出来るそうで、メンバー変換による影響にもよってバンドが主体とする音楽性にも変革がもたらされながらも、その70年代”前期・後期”のどちらの時期においてもアメリカやここ日本でも人気の高かった!その音楽性が変わりながらも長らくトップ・バンドとして活躍していたある意味、珍しい部類に入るアメリカン・ロックバンドがこのドゥービー・ブラザーズでしょうね。
音楽性を変えても逆にグラミー賞に選出・獲得!もしちゃったり〜☆

今回は、1975年に発表されたその前期最後の作品となる通算5枚目のアルバム「STAMPEDE」(スタンピード)を聴きました。
ボク個人的には、土の臭いもするかのロックを歌っていた頃(ようは前期)の彼らの音楽性が好きで今でも普通によく聴きます♪
後期AOR時代も味わいあるのですが・・・って、アルバム”ミニット・バイ・ミニット”しか聴いたことは無いのですが・・・
また機会を見つけて中古を狙いたい!所です。。


この”スタンピード”の特徴は、やはり前作では”助っ人”扱いだった、キース・ヌードソン(ds)とジェフ・バクスター(g/元スティーリー・ダン)の正式加入でしょうね。
キーボード奏者のビル・ペイン(リトル・フィート)は相変らずのゲスト参加なのですが、今回も重要なところで彼のキーボード(ピアノ系)プレーは聴こえてきますから、彼の存在もいかにバンドにとっても重要だったかは想像できます。

そのペインの存在感を感じさせるオープニング(1)や(2)から、そのヌードソンとバクスター込みによるトリプル・ギターとツイン・ドラムスが豪快にこれまで以上のドュービーなロックをしちゃっています!
(1)の間奏にあるホーンのアレンジやスライド奏法での絡みは、これぞ!’70sアメリカン・ロックの魅力でもあるでしょうしハマりますよね♪
このドゥービーのギター・サウンドですが、日本盤の解説の言葉を借りるなら・・・
”ドゥービーのトリプル・ギターはリズム・カッティングが主体で、この特有のノリの良さは、その歯切れの良いリズム・ギター・サウンドとタイラン・ポーターのホップして弾むようなベース・ラインの賜物だとも言ってイイ―”(日本盤解説、増渕秀紀氏)

(4)やアナログB面イッパツ目にもなる(6)でもその解説通りの印象を強く感じることが出来ると思います。。
本作品がワーナーからのリリースということもありますが、そのワーナー系のミュージシャンのゲストの参加がありますが・・・
その客演者としてライ・クーダーが乾いた感じの音色でのボトル・ネック・ギターで参加・演奏する(9)”レイニー・デイ・クロスロード・ブルース”でも、間奏含め全体的に他3機と絡むギター同士のユニゾン・サウンドがなかなかの聴き所!終盤オマケ的?にあるこれまた拡がりの感じるホーンのアレンジも個人的には好みのサウンドです。




本アルバムの唯一のカバー曲(6)”TAKE ME IN YOUR ARMS (ROCK ME A LITTLE WHILE)”(君の胸に抱かれたい)は、有名曲(オリジナルは”キム・ウエストン”)でしょうし、それに続く(7)のどこかインテリ・チックなアレンジ(曲終盤になると変調しガラリと様相も変わる!)は、英国バンドが好んで演りそうな趣向ですね。。この曲の存在がこのアルバムの音楽的な表現の範囲をより拡げているかのようで、この7曲目に感じるサビ具合は好みですね〜♪

このジメジメしてる梅雨空の中、あの夏の青空を期待しつつドゥービーのロックなサウンドを楽しんでいま〜す♪

STAMPEDE/THE DOOBIE BROTHERS
(1975年)
1.Sweet Maxine
2.Neal's Fandango
3.Texas Lullabye
4.Music Man
5.Slat Key Sequel Rag
6.Take Me in Your Arms (Rock Me a Little While)
7.I Cheat the Hangman
8.Precis
9.I Been Workin' On You
10.Rainy Day Crossroad Blues
11.Double Dealin' Four Flusher

トム・ジョンストン(g,p,hca,vo)
パット・シモンズ(g,vo)
ジョン・ハートマン(ds)
タイラン・ポーター(b,vo)
キース・ヌードスン(ds)
ジェフ・バクスター(g)

※ビル・ペイン(key)
※ライ・クーダー(g)
※マリア・マルダー(vo)
他ゲストあり・・

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スペインvsドイツ 決勝 (欧州選手権2008)


2008年6月29日(日) 決勝トーナメント 決勝 オーストリア、ウィーン
スペイン1−0ドイツ
※スペインは1964年大会以来の44年ぶり2回目となる欧州制覇を達成!!!

得点者
【ス】フェルナンド・トーレス


スペインが44年ぶり2度目のV=ドイツを1−0で下す−サッカー欧州選手権
オーストリアとスイスで共催された4年に1度のサッカーの欧州選手権最終日は29日、当地で決勝が行われ、スペインがドイツを1−0で下し、地元で開催された1964年大会以来44年ぶり、2度目の優勝を果たした。ワールドカップ(W杯)を含めても、2度目の主要タイトル獲得となった。
 スペインは前半33分、フェルナンドトレスが、シャビからのスルーパスを相手DFとの競り合いに勝ってゴール左に流し込み先制。その後も相手の反撃をかわしながら、鋭い速攻で揺さぶり、主導権を握り続けた。3大会ぶり最多4度目の優勝を狙ったドイツは、攻撃が不発に終わった。
 大会得点王には4ゴールを挙げたスペインのビリャが輝いた。4年後の次回大会はポーランドとウクライナの共催で行われる。(時事通信)



◇スペインはこの大会を通じてそうだった様に、それぞれの点と点が線になり、中盤からのプレッシングで、相手のパス・ミスも誘いつつ・・・直後のカウンターで押上げる!攻撃。それがお見事っ!はまってた。
逆にドイツの方と言えば・・・各選手のカラダの大きさ屈強さの感じるフィジカル面も含め、線の太さを感じるもののその線と線を結びつける点と点とが繋がらない印象で、ボールを持っても主導権は握れず、パス・ミスも多くこれまでは感じていた個々の連動性もこの決勝のピッチでは感じなかった。

そもそも今大会のスペインは、ピッチ上の選手全員が・・・
速い!巧い!強かった!!!印象をつよく感じました。
ボールを持たない周りの選手たちの守備から攻撃、そして攻撃から守備への動きある連動性が素晴らしかったと思いました。
岡田じゃぱんも見習うべき点は多いよね。(てか・・・ここまでレベル高い欧州各国との”差”を縮めることは出来るのかな〜??)
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sihuku | ◇スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
TEARS ROLL DOWN(1982-1992)/TEARS FOR FEARS(ティアーズ・フォー・フィアーズ)

本盤はTEARS FOR FEARS(ティアーズ・フォー・フィアーズ)の初期から当時の最新作までを収め、またコンビ活動の一応のしめ括り感のあった初のグレイテスト・ヒッツ集でした。

イギリスはサマセット州のバースという2000年以上の歴史ある街出身のローランド・オーザバル(g,key,vo)とカート・スミス(b,vo)の二人が13歳の頃(’74年)に知り合ったのが事のはじめ。
二人は15歳にして地元クラブに出演するほど音楽的センスを持ち合わせるなど頭角を顕わし、’80年には数名のメンバーとで構成され活動していたグラデュエイトというバンドでマイナー・レーベルからのデビューを果たしています。
そのグラデュエイトの演る音楽は評判も良かったそうなのですが、結局はしばらくして解散・・。
その直後、ローランドとカートの二人が新たにスタートさせたグループがこのティアーズ・フォー・フィアーズというわけです。。

二人は、ニュー・オーダーの前身だったバンド、ジョイ・ディヴィジョンに啓発されつつも、ジョイ・ディヴィジョンの持つアンダーグラウンド性とウルトラヴォックスなどのメジャー性とを合体させたアイデアを具現化させようと曲作りし、そのときのデモ・テープ(曲タイトルが・・”悩める子供達/Suffer The Children”)がフォノグラム・レーベルの目にとまり興味を持たれ、そのまま1981年10月にメジャー・デビューをしています。

’82年に(7)”ペイル・シェルター”と(6)”狂気の世界”を発表しますが、(6)のヒット!が注目度を集めて、一躍このティアーズ〜の名をメジャー世界へと挙げていきます。
二人はコンビ結成時から望んでいたライヴ活動をも盛んに行いつつも、その後の’84年暮れに発表したシングル(4)”シャウト”が全米で大ヒットを記録!もちろん日本でもヒットしましたね〜☆
さらに同じくヒットし注目された(2)”ルール・ザ・ワールド”を収めたアルバム”SONGS FROM THE BIG CHAIR”(1985年発表、邦題/シャウト)が世界的なベスト・セラーとなりました。

その後、4年ほど沈黙し、久々の復活作になったのがアルバム”SOWING THE SEEDS OF LOVE”(1989年発表、邦題/シー・オブ・ラヴ)でもありました。
その頃までの楽曲を集めたのが、このグレイテストなベスト盤です。


♪”SOWING THE SEEDS OF LOVE”(シーズ・オブ・ラブ)
’80年代後半のイギリスの政治に対する皮肉をこめた言わばプロテスト・ソング。(解説より)
その天空をも突き抜けるかのダイナミックな音世界が、個人的には”シャウト”や”ルール・ザ・ワールド”よりもこちらにより”興味あり!”の軍配を上げてしまいます。
詞的にはかなりポジティヴ(前向きな気持ち)ですし、やはりこうして人として生きている以上は”愛のパワー”を信じていきたい!(苦笑)ものですよね=
 ・・・最近の物価上昇〜値上げに負けるかっ!!(笑)



♪”WOMAN IN CHAINS”(ウーマン・イン・チェインズ)
アルバム”シー・オブ・ラヴ”からの2ndシングル曲。心理学者のユングの考えにインスパイアされ、そこから発想して生み出したというフェミニストへの讃歌。女性コーラスに黒人シンガーのオリータ・アダムスをさらにドラムスにはフィル・コリンズが参加している。
穏やかな曲テンポながらもとても社会メッセージ性の高い詞世界(特に女性の方・・)には共感できる節もあるかも知れませんね。。



♪”ADVICE FOR THE YOUNG AT HEART”(アドバイス・フォー・ザ・ヤング・アット・ハート)
この曲もアルバム”シー・オブ・ラヴ”からのカット・シングル曲。
”青春の時代へのこだわりを持ち続け、年老いていく中でいつまでもそこへと逃避すること、さらにはそこから生まれる過剰なまでの自信に対する危険性を歌っている。”(国内盤の解説より)
今のこの国ニッポンのある側面を映しているかのような詞世界にびっくりです。若者たちへのアドヴァイス(忠告)というよりか、その社会へ対するそのものの様で、なかなか興味深い詩世界でもあります・・。




とにかく!このティアーズ〜の音楽の内省的な面で、どの楽曲でも社会性や人間性をも問うかのメッセージ色濃い詞世界が強烈なまでに拡がっていますが、音世界は決して複雑でもなく、いたってシンプル♪なものばかり。
サイケ・ムーブメントやビートルズ的なオマージュも織り交ぜながら、しつこくも無いサウンド万華鏡が個人的にも好きなのです!
ベスト盤とはいえ、収録曲順もなかなかの良センスを感じますです。

そもそも、このコンビ名の由来が、
アーサー・ジェノブ博士の著書(PRIMAL SCREAM)の一説、”恐怖感(Fears)の代わりに涙(Tears)を
からきたものだと言うのも納得します。


TEARS ROLL DOWN(1982−1992)/TEARS FOR FEARS
(1992年)
1.Sowing the Seeds of Love
2.Everybody Wants to Rule the World
3.Woman in Chains
4.Shout
5.Head over Heels
6.Mad World
7.Pale Shelter
8.I Believe
9.Laid So Low (Tears Roll Down)
10.Mothers Talk
11.Change
12.Advice for the Young at Heart

ローランド・オーザバル(g,key,vo)
カート・スミス(b,vo)

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