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LOVELAND(ラヴランド)/JOHN SYKES(ジョン・サイクス)

解散直前&再結成ライブ時でのアイルランドを代表するバンド”シン・リジィ”に、さらには商業面ではバンド一成功したデヴィッド・カヴァーデイル率いる80年代”ホワイトスネイク”等に在籍し活躍もしたジョン・サイクス(g)が1997年に発表した収録曲の全てが心の沁みるラブ・ソングで構成されている完全なるバラード集アルバムです。

このアルバム発表時はすでにソロ活動がメインでした。”ブルー・マーダー”、”サイクス”と名義は変わって来ていますが、根本的な音楽指向に変化はありません。
ジョン・サイクスの代名詞でもある黒色レスポール・ギター(ブラック・ビューティー)から熱く豪快に弾き鳴らされるハードロック調で、メロディアスなHR/HM路線が強調されて順調にも来ていたソロ活動時のこの頃に、全編バラードの本作が発表されたのには個人的にも戸惑いました。好きなギタリストの一人なので、結局は(発売当時に)購入しているのですが・・・。
悪くは無いにしろその当時(と言ってもまだ10年前なのですが・・)個人的趣向もHR/HM調を期待していた分、その戸惑いで常に聴いていた盤でも無かったのは正直なところです。が、こうして今更、聴き直してみると何だかんだ良かったり〜♪ですね☆

スロウでメロウなバラード曲しか収録されていませんが、よりジョン・サイクス自身が創り出すメロディが強調され、そのロックに対する想いみたいなものも大切にされるかのバラードに”ドキッ!”とさせられるフレーズもあります!!
コンポーザー、サイクスの真骨頂ーっ♪と言った所でしょうかね。

本作での一番の注目されるだろう曲は(3)”Don't Hurt Me This Way (Please Don't Leave Me '97)”(プリーズ・ドント・リーヴ・ミー’97)でしょうか。
サイクス本人と故フィル・ライオットシン・リジィのvo,b)との共作の元曲は、HR/HMシーンに於いても屈指の名曲と謳われ、同系バンドの”プリティ・メイズ”が完全カヴァーさせてヒットさせた事でも有名なのです。が、本バージョン(〜’97)では、過去のマスターテープに残されてあったそのフィルの歌声を復活させ、そのまま蘇らせている点に、サイクスとフィルとの間柄による”情”や”男のロマン”なるものを感じ好印象なのです。

収録曲の最後にもなる(10)は”ザ・ビートルズ”の大ファンでもあるサイクスが、ジョン・レノンへのトリビュートな想いを綴った曲だと言うことです。
イマジン”のドキュメンタリー・ビデオを観てすぐにピアノに向かったとも言っており、詞にもビートルズの名曲のタイトルが幾つか出てくる。(イマジン、ルーシー・イン・ザ・スカイ、ペニー・レイン、ゲット・バック、ドライヴ・マイ・カー等々・・・)
そして曲も終盤での最後の盛り上がりは”サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド”収録のタイトル曲しかも”リプライズ”・・・を再現しているかの様で、個人的には面白いと思いました。
ジョン・サイクス
このブログを観た方が改めて本作を聴くことも無いと思いますし、中古でもわざわざ買って聴く!?ほどのことも無い(苦笑)とも思いますが・・・。
ただ、このバラード・アルバムにもサイクスのコンポーザーとしての才能が充分詰まっているものと強く感じてなりません!ソロ・アーティストとして”ジョン・サイクス”のギタリスト・コンポーザーの魅力の再確認・再認識にはもってこい!で丁度良い作品と思いますね。

短命ながら”ホワイトスネイク”での世界的の活躍があったと言うものの、彼のギタリストでもありコンポーザー(作曲家)としてのパフォーマンスを(”白蛇時代でも)”全てを引き出していない気もするし、ある時はオジー・オズボーン・バンドへ、さらにはデフ・レパード等にも誘われるがタイミングが悪いのか?相性が悪いのか??結果加入せずのジョン・サイクスですが、そのギタリスト奏法の技術とともに音楽的志向の素晴らしい才能を感じるロック・コンポーザーであることは近年、自身が発表されている各ソロアルバムやホワイトスネイク在籍時に作った”スティル・オブ・ザ・ナイト”、”イズ・デス・ラブ”を聴けば明白でしょうね?!
ハード、メロウのどちらの曲もメロディアスでダイナミックな素晴らしい曲を作る彼のその才能をより生かすボーカリストやプロデューサー、さらにはそれらを表現出来るバンドとまたステージに立って演奏して欲しいと願うファンは、今もきっと少なくないと思います。


LOVELAND/JOHN SYKES
(1997年)
1.Everything I Need
2.Didn't We Say
3.Don't Hurt Me This Way (Please Don't Leave Me '97)
4.Hold the Line
5.Thank You for the Love
6.Wuthering Heights(嵐が丘)
7.Till the Day I Die
8.Haunted
9.I'll Be Waiting
10.Don't Say Goodbye

ジョン・サイクス(vo,g)
フィル・ライオット(vo)※(3)
マルコ・メンドゥーサ(b)
エイブ・ラボリエルJr.(ds)※(3)(7)(10)
カード・ビスケラ(ds)※(1)(2)(5)
トミー・オースティーン(ds)※(8)
アレックス・アレッサンドローニ(key、p)※(1)(3)(5)(7)
ジェイミー・マホーマン(key,p)※(2)
レジー・ハミルトン(b)※(1)(2)(5)(7)(10)
トミー・フランクリン(b)※(10)
ニック・グリーン(key)※(10)

JUGEMテーマ:音楽
sihuku | 音楽(サ行) | comments(0) | trackbacks(1) |
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