”パイロマニア”です。
このとびきり元気なハード(メタル)ロック盤の紹介と共に”暑中お見舞い”を申し上げます!(関東地方の梅雨明けはいつになるんでしょうか??)
英国出身の
DEF LEPPARD(デフ・レパード)が世界のロックファンから認知された彼らの代表作。80年代HR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)シーンにあってもその当時の熱く激しい!魅力がギッシリと詰まったシーンを代表するかのファンにとっても重要な1枚でございまする。
本作が発表されたのは1983年。当時、政治的問題が大きくなり表面化し起こってしまった”フォークランド諸島(紛争)問題”(アルゼンチンとイギリスとでの武力衝突)は前年の’82年に起こっているのですね?!
彼らの場合、早くからのアメリカを”意識した作り”(同年代活躍した”アイアン・メイデンとの違い)の中で、本アルバムがどれだけ自国(英国)の政治的な問題の影響によるものか?は話題にも挙がりませんし、そこまで大袈裟にまでも聞いていません。(大した影響も及ぼしていないでしょうかね・・・?)
ただ政治的不安定な時こそに通じる、ある種若者たちの”強い叫び”(溜めたエネルギーを放出する爆発力!)の様なものが、本アルバムから充分に伝わってくると思います。それは60年代、70年代と時代に違えがあるとは言え、若者の一途な気持ち!?に偽りは無いと言うことなのでしょうか!
現在の”オルタナティブ”な音世界に比べればハード・ポップとも聞き取れそうな簡潔的なメロディが続く本アルバム。それでも一つ一つの収録曲はツイン・ギターを擁した攻撃的な印象も強いので、”ヘヴィメタル”の枠にあっても万人受け出来る要素が高かったと思います。
(邦題ですが)”ロック!ロック!”、”狙撃兵”、”ロック・オブ・エイジ”、”炎のターゲット”、”アクション!”、”銃をとれ!”まるで当時の政治的不安時代を叫んでいる様なタイトルに、前作のヒットを土台にこれから世界のロック・シーンを昇り詰めようかの”勢いある”楽曲は今聞いても爽快っ!です。
デフ・レパードの爽快さはその音を幾重にも多重録させたコーラス・ワークがバンドの華であって宝でしょう。分かっていてもハマってしまうそのコーラス・ワーク♪が好きだ!と言うリスナーも少なく無いと思います。
”超”有名曲!の”フォトグラフ”は、そんなデフ・レパードのバンド・カラーなる色すらを一気に決定させてしまった感が強烈にある素晴らしい曲です。前作からプロデューサーとしてバンドに関わっているロバート・マット・ランジの音楽的な方向性とデフ・レパードとしてメンバーの志向とが合致した見事な作品。”安売りしない”メロディアスでしかもハード(ポップ)ロック仕様な曲調は、1回聞いただけでもすぐに憶えられそうな曲。攻撃力もあるツイン・ギターでのリフ、メロディ、ソロ、バッキング・・・心地良いですね〜♪そのギターには、前作から加入したフィル・コリンが主にリードを奏で、80年代ギター・ヒーローとして、さらに名コンポーザーとしてバンドを支えたスティーヴ・クラークの存在が大きかった・・・です。
このアルバムは当然の如くメジャー・ヒットしていますが、次作では、とんでも無く”紆余曲折”を経て、さらに怒涛の強烈至極な有名盤を作ってしまっています。
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⇒ へっぽこなめ太郎 (09/30)
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