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ゆがふ/普天間かおり

自身の血筋もそして出身も”沖縄”という女性シンガーの”普天間(ふてんま)かおり”が2004年に発表した”地元”沖縄ソング”のカバー集アルバム「ゆがふ」を聴きました。
自分がこの普天間かおりと言うアーティストを知ったのは以前FMラジオから聞こえてきた(2)”芭蕉布”(ばしょうふ)を聴いてからです。調べるとアルバムもコンスタントに出されていますし、またずいぶんと前からも活躍されているアーティストなんですよね。。

ボク自身、特別に”沖縄地方”にまつわる民謡やその土地柄を表したかの沖縄音楽、歌謡曲には疎いのですが、それでも沖縄の古来からある伝統的で独特な音階、旋律、唄い回し・・・等の不思議に心の落ち着くかの音像には興味がありますね。
ただ、その沖縄地方独特の方言だけで唄い語られると・・・
訳(歌詞の意味)も判りませんが・・・
このアルバムも沖縄言葉(方言)の詞で唄われているのは、当然なのですが、楽曲ごと丁寧に訳や単語の意味もインナー・スリープ(歌詞カード)に付随されているので、いきなりでも分かり易いです!



沖縄音楽でも名曲とも呼ばれるその”芭蕉布”ですが、元々は沖縄の戦後の創作民謡の時代を切り開き活躍された普久原朝喜氏の息子さんでもある普久原恒勇氏の作品です。
このアルバム・バージョンでは、その古くからある沖縄音楽らしからぬ!?今風?にアレンジされた音像が個人的には魅力を感じ、普段洋楽ロックばかり聴いている耳にも馴染みやすく、しかも曲終盤にあるダイナミックさも印象深く、ラジオで聞こえてきた時にはスグに気に入ってしまいCDを取り寄せていましたね!曲調やその趣き自体もまるで違いはあるでしょうが、どこか英国トラッド(その地方にある伝統的な音)フォーク・ロックを聴いているかの満足感も感じてました。

アルバム全体を通してもですが、伝統的なものはちゃんと大事に残しつつも、また新たなる新解釈?解釈とまでも行かなくともその”普天間かおり”というアーティスト色に染め直している方向性が好印象に思えたりもしました。

今では誰もが知っている、(3)”花(すべての人の心に花を) ”や(4)”島唄”は、これまでにも色々なアーティストたちがカバーされているので有名でしょう。この普天間かおりバージョンでもその唄い回し(コブシ)も効いてそれがイイ味わいなんですよ♪
バックに流れる演奏の素朴な雰囲気も個人的に好みなサウンドで・・・癒されます。
・・・島唄、いい歌ですね〜。。

この作品はいわゆる沖縄ソングを今風に丁寧に表現し聴き易くされていると思います!なので、その沖縄ソングを聴き慣れた方はもちろん!沖縄ソングをこれから触れてみたい方にも充分に楽しめる〜♪内容かと思えます。
収録各曲の詳細や解説を普天間かおりさん自身のコメントでされているページがあり、それを貼ってしまった(↓)ので、気になる方はどうぞジャンプ!されてみてくださいませ。

ゆがふ/普天間かおり
(2004年)
1.童神(わらびがみ)
2.芭蕉布
3.花 (すべての人の心に花を)
4.島唄
5.べーべーぬ草かいが
6.ティンサグの花
7.かなさんどー
8.ちょんちょんキジムナー

収録曲の詳細については公式HPにて・・・こちら

※ゆがふ・・・とは、
沖縄では、平和ですこやかに生活ができ、畑は豊かにみのっている。そんな、いつも素敵な快適な世の中のことを世果報(ゆがふ)と表します。いつも、ゆがふでありますように願いを込めて。(本アルバムの帯より)

JUGEMテーマ:音楽
sihuku | 音楽(ハ行) | comments(0) | trackbacks(0) |
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