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BIRD ON A WIRE(電線の鳥)/TIM HARDIN(ティム・ハーディン)

この1月23日に数種の紙ジャケ化アルバムが発売されていましたが、特に個人的に興味高かったのが”ラヴィン・スプーンフル”(初期4作)と、この”ティム・ハーディン”(初期ヴァーブ期)の各アルバムでした。

今回はこのティム・ハーディンがCBSコロムビア時代に発表(1971年)したアルバム「BIRD ON A WIRE」(電線の鳥)を聞きました。
このアルバム内に流れる大人の男の渋さと切なさ(孤独感)溢れる音空気にここ最近は特に強く打たれてしばらく気にしていたシンガーです。

本作では特にジャージーなサウンド・アプローチが際立ちますね。
この前後でしょうか(?)フュージョン・バンドとして世界的にも一世を風靡した”ウェザー・リポート”のジョー・ザビエル(key)とミロスラフ・ヴィトゥス(b)らのジャズ系ミュージシャンが参加している事にまず目が惹きますね。

ティム自身が影響を受けたとも言われるウイリー・ディクソン、ボー・ディドリーらのブルース色を吸収し歌の表現力としつつも、簡素に歌唱するティムとそのジャージーな見事な客演陣による音色は、楽曲はおろかアルバムの全体的にある風景をも細かいアイデアが練り込ませている感もあって、聞いている時間は心が拡がりつつゆっくりと流れていくかの様相です。
”フォーク・ブルース”とも呼ばれる音色は当時のボブ・ディランにも影響を及ぼした!とも言われていたそうですし・・・。
この独特な世界観はティム・ハーディンならではなのでしょうね。


レーナード・コーエンが彼自身のアルバム(ソング・フロム・ア・ルーム)の中で、発表したことで知られるタイトル曲でもある(1)”BIRD ON A WIRE”(電線の鳥)やもはや〜有名カバー曲になる(7)”GEORGIA ON MY MIND”(わが心のジョージア)も聴き所なのでしょうが―
本作の個人的に想うところのハイライトは・・・
(10)LOVE HYMN(ラブ・ヒム)でしょうね。当時の奥さんと別れた時の心情と、ティムの息子への愛ある想いを切実に淡々と哀愁もたっぷりに歌い綴るティムの声や音楽的表現には哀しすぎるほどの感動で・・・
スピーカーの前で、たそがれる事まちがいないでしょう=


彼はすでに亡くなっているアーティストで、ジョン・レノンと同じ’80年12月29日に、ジョンのそれとはまるで正反対のひっそりと一人寂しくお亡くなりになられたそうです=

BIRD ON A WIRE(電線の鳥)/TIM HARDIN(ティム・ハーディン)
(1971年)
1.Bird on a Wire(電線の鳥)
2.Moonshiner(密造酒造り)
3.Southern Butterfly(サザン・バタフライ)
4.Satisfield Mind(満たされた心)
5.Soft Summer Breeze(夏のそよ風)
6.Hoboin'(放浪)
7.Georgia on My Mind(わが心のジョージア)
8.Andre Johray(アンドレ・ジョーレイ)
9.If I Knew(もし知っていたら)
10.Love Hymn(ラブ・ヒム)

JUGEMテーマ:音楽
sihuku | 音楽(タ行) | comments(4) | trackbacks(2) |
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Comment
こんばんはTBありがとうございました。
奥さんや子供との離別やドラッグ癖、オーバードーズによる死など、彼のあまりに短い生涯を考えながら聴いていると、少々感傷的になってしまう作品です。憂いのある歌声が染み入りますね。
* shintan * 2008/01/30 11:58 PM |
>shintanさま こんばんわ。
やんちゃな少年がそのまま大人になった!?という感じなんおでしょうかね。
調べてわかったのですが、フォークとジャズを足したかのその音像を高く評価されているプロ評論家の声も聞きました。
本作の音像通りの地味なアーティストかと思っていたので・・・2ndも楽しみです♪
TB、コメントありがとうございます。
* sihuku * 2008/01/31 6:05 PM |
sihukuさん、こんにちは。
当BlogにTBいただきありがとうございました。

>大人の男の渋さと切なさ(孤独感)溢れる音空気
みんなでわいわいやりながら聴きたい音楽と、一人部屋の中でじっくりと聴きたい音楽と分けるならば、ティム・ハーディンの音楽は間違いなく後者にあたりますね。

末永く聴き続けたいものです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
* ocean * 2008/02/02 5:00 PM |
>oceanさま こんばんわ。
わざわざのTBとコメントとありがとうございます。
じっくり聴けるものですし、じっくり聴きたいものでもありますし・・・決してヒットチャートを賑わす音でも楽曲でもないのに、心には響いてくるその素晴らしさに感動です!
ボクの中でも永く聴かれるべきなアルバムの一つになりました。
* sihuku * 2008/02/03 7:08 PM |
It comments.









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