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2007年最後は”白色”を基調とした.....ジャケたちです!
2007年度のブログ記事の最後になります。今年一年も自身初めて出会うサウンドやアーティストに、そして慣れ親しんだものたちにも感謝の念を抱きつつ・・・

今回は、ロック・シーンにある有名盤で清潔感をも感じる「白色」を基調としたジャケを集めてみました!
※他にも当然のごとく数え切れ無いほどあるのでしょうが、とりあえず有名盤ということで5枚プラス1枚!!を・・・聞きました!

THE BEATLES (WHITE ALBUM)/THE BEATLES
(1968年)

 まずは「ビートルズ」です。なんと言っても通称「ホワイト・アルバム」ですからね。
オリジナル作としては9枚目になる、セルフ・タイトルをそのままアルバム名した2枚組み(アナログ時代はA〜B面、C〜D面)の大作盤です。
 本作発表までの制作過程までには(有名ですが〜)紆余曲折な道程があって、この純粋・潔白なアルバム・ジャケ色とは対照的に、バンド内には不協和音が渦巻いていたそうです。特にリンゴ・スター(ds)の脱退〜復帰劇もありましたし、自らのレーベル(アップル)をも設立しました。アイデアを持つ人にも発表の場を提供しようとの目的もあったそうですが、要はメンバーそれぞれ(特にレノンとマッカートニー)のそれぞれある価値観の変わり様による結果でしょうか。己々ある著作権をもっと自分たちで明確にしたい!とか・・・
 メンバー4人がインドへ瞑想滞在もこの頃でしょうか。そのインド旅行でも4人の個性の相違がはっきりとあったそうで、食が合わずにすぐ帰国した者、師のある噂話に嫌気をさし幻滅した者、短い期間でとりあえず?あっさり?の収穫だけを得てそれで十分と考えた者、そのインド滞在を期にアーティストとしても己の人生を再発見した者。
レノンは前妻シンシアとも別れオノ・ヨーコと暮らし始めたのをきっかけ?にバンドとしての自分に関心を失いつつあった時期でもあったそうで・・・そんな中、ポールとも衝突し軋轢(不仲)もだんだんと表面化して行ったのもこの頃でもありましたね・・・。
 アルバム完成度と言う点では、メンバー4人揃う事も間々ならぬ程の散漫さ(自分で作った曲以外の興味は薄い〜)が致命的な印象もありますが、それでも楽曲毎のクオリティの高さは感じますし、このアルバムの存在自体には多くのファンにも認知され、その楽曲の充実度の高さからも今だに人気のあるアルバムです。
 収録曲ですが、これまでの4人の集合体バンド「ビートルズ」としてでは無くメンバーのそれぞれ個々の音楽的思想が強く表われている楽曲が多いために「ビートルズ」を知ると言うよりかは、ある意味、メンバー4人のわがままな個性と表現力を知れる作品だと思います。
※ちなみに・・・この白色を基調とした理由の一つに、当時のそのメンバー間の対立を含め、集合体としての自分達の崩壊を視覚的に提示する方法がほかに見付からなかったから!と言う話も聞きました。純粋・潔白な”白色”では無く、それまであったものを無(む)へと方向付けをさせたかった!?の”皮肉色”だったかも知れません。

LOVE DEVOTION SURRENDER魂の兄弟たち)/CARLOS SANTANA & JOHN MCLAUGHLIN
(1972年)

 サンタナのアルバムでは次作に「WELCOME」(ウェルカム)と言う本作より白色をもっと強く基調されたアルバムがありますが、そちらは残念ながら未聴なので今回はこちらを記事にしました。
 本作は’72年に発表されたサンタナの言わば異色な印象あるアルバムです。
ジャズ系技巧派、さらにマイルス門下出身でもあるギタリスト、ジョン・マクラフリンとの競演になっています。
 前作(キャラヴァンサライ)でその音楽的創造力の頂点を向かえ、その後”ジャーニー”へと発展させる事になるニール・ショーン(g)、グレッグ・ローリー(key)らと組んでいたバンドも一部を残し解消させて、カルロス・サンタナの自身新たな境地へと向かうためへのこの本作は、それまで行っていたかの音楽的進化ではなく実のところ彼自身の原点回帰なものを狙ったものへとなっている様です。
 その原点回帰こそがサイケデリックでも無く、ブルースでも無くバップ〜ハード・バップへと変貌を魅せていた時代のジャズへの音楽的傾倒です。
 すでにジャズ・ギタリストとして腕も名前を影響力をも持ち同じくインド音楽、東洋思想に共鳴を憶えるジョン・マクラフリンとの競演を望んだのもサンタナ自身からの様です。
 そして本作は、サンタナもマクラフリンも尊敬の念により強い影響をも受けていると言われるジョン・コルトレーンへの憧れがこのアルバムの根幹にはあります。
 コルトレーンの代表曲でもある、収録オープニング曲の”至上の愛”は演奏され、その後も東洋思想への影響がモロに出ている楽曲を含め全5曲ですが、隙も無駄も油断も一切感じずにその場の空気に流されるが如き(まさにジャズです!)の熱き競演する稀代のギタリスト2人による音世界観は拡がって行く様は聴き所でしょうか。
 本作のゲスト・ミュージシャンにラリー・ヤング(key)、ビリー・コブハム(ds)そしてヤン・ハマー(key)らと言った凄腕ジャズ系プレイヤーが参加しているのも異色作なる本作のよりジャズ色を濃くしている要因でもあるでしょうか。
 ロック・アルバムと言うよりはフュージョンとの見方も当然できるので、ある意味ジェフ・ベックよりも先行していた音楽観をも発信していたのでしょうね!?
このカルロス・サンタナは・・・

NIGHT AT THE OPERAオペラ座の夜)/QUEEN
(1975年)

 ”白色を基調”したかは別としても本作はこれまた有名盤でしょう・・・ね。
と思いつつですが、ところが!!レココレ誌が行った”70年代ベスト100”には選出されず、また以前ローリング・ストーン誌がロック誕生50周年を記念して企画・特集された”500グレート・アルバムズ・オブ・オール・タイム”の100圏内にも顔出せないと言う、何を持って有名盤か?という謎??で頭を抱(かか)えてしまおうかの本アルバム(オペラ座の夜)です。
 この「オペラ座の夜」は当時のクィーンにとってはそれまでの下評価を大きく覆す事に成功した、とても音楽性のある”芸術作品”としてファンにも人気の高いアルバムですね。アルバム「供廚膿笋型覆瓩觧になったオペラ作風+ハード・ロック路線を本作ではより高い域までへと昇華させた感があります。
 本作の収録12曲がそれぞれ小品で独立したドラマ性を表現させつつも、アルバム総体で山あり谷ありの起承転結の演出感が見事他なりません。
 メンバーそれぞれが持っている創造的溢れるアイデアを具現化させたレコーディング技術・能力も素晴らしいものだったと思えます。この辺りもビートルズを継承していると呼ばれる所為だとも思います。
プロデューサーはロイ・トーマス・ベイカー氏が、そしてその総合エンジニアにはマイク・ストーン氏が参加していますが、ここでは彼らの良質なる仕事をも賞賛したいと思います。
 本作の終曲になる”ボヘミアン・ラプソディ”を聞いている今、その感動の嵐に頭・・・ではなく、クィーンへのファン心を抱(いだ)いてしまっています〜

PHANTASMAGORIAある幻想的な風景)/CURVED AIR

この”PHANTASMAGORIA”(邦題:ファンタスマゴリア〜ある幻想的な風景)は、プログレッシヴ・ロックな音楽的方向性で人気のあったカーヴド・エアが、1972年に発表した3rdアルバムです。
 メンバー・チェンジの激しいバンドですが、まだ”3本の矢(ダリル・ウェイ、ソーニャ・クリスティーナ、フランシス・モンクマン)が一本の矢”として一まとめに君臨していたバンドとしては前期になる頃に発表されたものです。
 (英国トラッド風)フォーキーで柔らかく、その素朴さが幻想チックな世界をも彷彿とさせてくれるボーカル・ワークを魅せるクリスティーナと、それに絡むテクニカルでクラシカルな(エレクトリック)ヴァイオリンを駆使してのダリル・ウェイとの音楽的相性は抜群です!
 ただ・・・途中あるシンセ音の妙な演出は行き過ぎな面もあるかも知れません(苦笑)プログレ・ファンには”それ”がイイんだよーと突っ込まれそうですが・・・全体的にはそれらの音が醸し出すドリーミーな音像はブリティッシュ・ロックにある”おしゃれな感覚”で個人的には好感大なんです。
 このアルバムも個々の収録曲だけで楽しむよりかは、アルバム全体で楽しめるコンセプト感が特徴でしょうね。しかもアナログで言う所のB面(CDでは後半)は、邦題のタイトルにも煽られます(Я阿砲い襪里話〜┐曚にもっと〜霊魂)が、その曲の(シンセ音の演出等)雰囲気も”聞き様によって”はどこかオカルト・チックなので、夜な夜な一人で聞く前にはちゃんとトイレで用は済ませておきましょう!?(笑)
※ちなみに・・・
でもありませんが、このソーニャ・クリスティーナはあの”ポリス”のドラマーで活躍しているスチュアート・コープランドの元奥方でした。当のコープランドもカーヴド・エアーには5作目に一度参加(すぐに脱退)していましたね。

INNOCENT AGEイノセント・エイジ)/DAN FOGELBERG
(1981年)

最後!?はこの12月にその生涯を終えてしまったAORシンガーのダン・フォーゲルバーグの代表作でもある”イノセント・エイジ”です。
 つい先日に”ジェットストリーム”(FM東京の番組です。)でも彼の追悼の意もあったのでしょうね。CM曲で有名な”ロンガー”(フェニックス収録)と”懐かしき恋人の歌(本作収録)を含めて計3曲流れていました。あの深夜の時間帯にはとてもマッチする楽曲としかもダン・フォーゲルバーグの声質で・・・安心感と納得・満足感で、その時間はふわ〜と流れて行きました。
 何よりも本作収録のその”懐かしき恋人の歌”の曲最後には、個人的に大好きなSAXプレーヤーの一人のマイケル・ブレッカー(彼も今年’07年に他界されてしまいました。)を擁しての”蛍の光”を引用していているのですが―
これが!とても素晴らしい名演と呼べるものでしょう♪マイケルらしいソプラノの微妙な音の擦れ具合が印象深く、しかも色艶も味わい深くもあって感動を誘うかのサックス・プレーはこの年末(”蛍の光”)ゆえにぴったりでしょうか!
 本作はオリジナル・アルバムとしては7作目にあたり、これまで以上に良質感もあり、楽曲も2枚組みという十分なボリュームとなって、フォーゲルバーグの創作力も充実度が強くあった時期に発表されたものです。
 彼の創作意欲の旺盛なときに制作されたこと、さらに彼のミュージシャン・シップに同調出きる素晴らしい有名ゲスト・ミュージシャンが多数参加されているが注目されるとこでもあると思います。
 アルバムはコンセプト感(テーマ性ある)を持たせてありますが、それはフォーゲルバーグ自身が大きく影響を受けたという音楽やアーティスト(特にバッファロー・スプリングフィールド等)たちへの賛美の意味も込められているのでしょう。
 そしてまた、自身の父へも捧げられている一面(詞的にも明らかです。)もあります。
それに付随する自身の幼い頃のこと、父との想い出、そして迫り来る死に(永遠の別れ・・・)ついての事柄などを彼の独特な素朴で派手な飾りっ気も無く(曲のアレンジはワビサビがあって聞きやすいでしょうか)、時にエレキで攻め、時にアコーステックにフォーキーで甘く、優しい響きで淡々と謳い上げている姿勢に心惹かれます。
 DISC1〜2で全17曲,無駄に思える様な楽曲が見当たらない!!素晴らしいアルバムです。


今年2007年はありがとうございました。
  新年2008年もどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
おまけ

BEGGARS BANQUETベガーズ・バンケット)/ROLLING STONES
(1968年)

 ボク自身普段あまりストーンズを聞いていないのですが、この”ベガーズ・バンケット”をはじめ60年代ストーンズにはとても興味があります。正しくは・・・興味が湧いて来た!と言ったところでしょうか。
 ”サージェント・ペパーズ〜”(ビートルズ)を意識したともとられてもなんら不思議でも無かった前作(サタニック・マジェスティーズ)の音楽的の失敗と反省(?)をふまえ制作されたアルバムが本作で、ここには70年代以降へにも繋がるストーンズ節とも思える(ブルースを土台にした)ロックン・ロールが輝いています。
 前作のサイケ風志向を推し進めることはあっさりと止め、原点回帰路線を見つめ直すかのブルース・ロックン・ロールを披露するものの、そこには60年代のバンド初期にあった”モッズ”的ビート・バンドの音楽的方向性をも握っていた当初”リーダー”だったブライアン・ジョーンズ(g)の存在も薄くなっている頃のアルバムでもあります。
 キース・リチャーズ(g)のインタビューでは、”60年代前半にアメリカへの滞在中に、膨大な数のレコードを買い漁った!とのこと―”
そして、その膨大な数のレコードを改めて聞くことになったのが、66〜67年頃だそうで・・・
 その頃のアメリカ土産を自分たちのものへと昇華させた”努力と根性”はブライアンでは無く、そのキースとミック・ジャガーの2大巨頭の賜物と成果によるものでしょうね。
 英国出身の異彩色を一際放つビート・バンドから、黒人音楽(ソウルがあって、ゴスペルもある!)、フォーク、トラッド、そしてブルース色をさらに混沌な様式へと導き拡げた音楽(ロック)を唯一無二な存在へとさせてしまう創造力は、今も昔も水洗トイレで流せるほど簡単なものでは無かったですね。
 当時のこの時代(’68年)に”ストリート・ファイティング・マン”を創ってしまう辺り、キース・ミックは、やはりただものでは無かったでしょうね・・・。今だに色褪せない曲(ロック)です。
 ※ジャケはアナログ盤時代に一般的に流通されたもので、1984年以降は現在のCD仕様でのトイレ・ジャケが一般化されています。


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sihuku | 一つのテーマに絞ってのアルバムたち | comments(7) | trackbacks(0) |
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Comment
こんばんは!
ダンのこのアルバムは私も大好きですね〜。「バンドリーダーの贈り物」が個人的には大好きです。
今年はいろいろと情報交換させて頂き、誠に有難うございました。また来年も宜しくお願い申し上げます。
* 240 * 2007/12/31 12:29 AM |
こんばんは。
ホワイトアルバムで来ましたね。
Beatlesのバリエーションを堪能する上では最高のオリジナルアルバムでしょう。
ダンの他界、ホントに残念でしたね。

来年もまたよろしくお願いします。
* martha1961 * 2007/12/31 2:16 AM |
>240さま おはようございます。
240さまのブログ記事でこのダン・フォーゲルバーグを読みましてのそこからですから・・・ありがとうございました!w
ちゃんと単独で記事にしたかったのもあったのですが、中々書ききれずにいたので、今回の様なカタチでボクところでも(ダンを)紹介する様にしました。

今年は色々と参考にさせて頂きました☆
どうぞ来年も宜しくお願いしますm(_ _)m
* sihuku * 2007/12/31 9:36 AM |
>martha1961さま おはようございます。
ビートルズの”白いアルバ”ムは、アルバム通しでは中々聞きずらい印象を持っているのですが、時折ちょこちょこと今日はアノ曲を・・・と聞いていまして、飽きないですね〜♪

martha1961さまのブログもコメントを残していない時も何度かお邪魔させて頂きました!^^
どうぞ来年も宜しくお願いしますm(_ _)m
* sihuku * 2007/12/31 9:41 AM |
この間は、「しろアルバム」つながりで来てくださってコメントをありがとうございました。
おもしろい選出の「しろアルバム」ですね。
なるほど、・・・
実はこの記事を読んでいて・・何だかしろアルバムの後、私個人としてはそのバンドをあんまり好きじゃなくなって行ったと言う共通点が確かにあって、そう言う意味では、しろ=清算という見方は・・・ビートルズだけでなく・・・他のバンドにも弱冠当てはまるのかもしれませんね・・とってもおもしろかったです。
ありがとうございます。
詳しい記事で本当に助かります。参考にさせていただきます。
* * 2008/01/18 9:36 PM |
すみません、↑のコメントは私です。
* evergreen * 2008/01/19 10:24 PM |
>evergreenさま おはようございます。
意外と?多かった(苦笑)”白いジャケ”にも意味がなさそで深い意味合いが実はあったりで、しかもリスナーにもそれぞれの想いがあったりで・・・そういう意味でもevergreenさまの記事にも共感しましたし、再認識もありました!w
面白いですよね=
コメント遅れてしまいましたm(_ _)m
こちらこそ失礼しましたぁ
* sihuku * 2008/01/20 5:24 AM |
It comments.









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