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FEATS DON’T FAIL ME NOW(アメイジング!)/LITTLE FEAT(リトル・フィート)

LITTLE FEAT(リトル・フィート)が、と言うよりは70年代アメリカン・ロック史に燦然と輝きと共に残り、ファンの中でも今だ人気あるアルバム「DIXIE CHICKEN」(ディキシー・チキン)に続き’74年に発表された通算4枚目のアルバム「FEATS DON’T FAIL ME NOW(邦題/アメイジング!)を聞きました。

本作が当時のリトル・フィートの日本デビュー盤でもあったと言うことで、本作から彼らのその独特なロック観あるサウンドを聞き慣れ親しんだと言う、ファンも少なく無いと思います。※ボク自身、当然のように後追い世代なんですが・・・。

ファンキーな面から、アメリカの土着的・伝統的なフォークやスワンプ系、さらにニュー・オリンズ系からの影響も受けたと言われるR&Bの世界もありますし、往年的なロックン・ロールにブギな一面も顔を出し、それがアルバム所狭しと縦横断しているんですよね。この音の混沌さがリトル・フィートの味わいでしょう。

またインプロヴィゼーションではジャズ的様相もあったり・・・で、音楽的カテゴリー(ジャンル)をなかなかこれっ!と、一つに収める事の難しいリトル・フィートのユーモアあるサウンド志向なんですが、バンドの柱でもあり音楽的にもイニシアチブを持っている、ローウェル・ジョージ(g,vo)のスライド・ギターをはじめ、あの”粘っこい”空気のバンド・アンサンブルは本作でも健在であり大活躍もしていますよ。

ただでさえ?音楽的志向は多彩ですが、本作はさらにゲスト陣も多彩でその辺りも本作を面白くさせている点だと思います。
アルバムの総プロデュースは、ローウェル・ジョージ本人ですが、(5)”スパニッシュ・ムーン”だけかねてから交流のあったヴァン・ダイク・パークス氏が行っていますが、アルバムを一通り聞いてもこの曲だけ空気・印象が変わっているので、これもヴァン・ダイク・パークスの成せる技っ!?でしょうか。
”成せる技”と言えば、そのヴァンの提案でホーン・セクションにはタワー・オブ・パワーが担当し、またボビー・ウーマック、スライ&ザ・ファミリー・ストーンらとも交流のあったクラヴィネット奏者のゴードン・ダウィティも参加です。

さ、さらにコーラスでも、エミルー・ハリスボニー・レイットと言った、こちらはローウェルやビル・ペイン(key)とのセッション・ワークで親交もある女性アーティストたちが参加していると言う豪華!?セッションな演出です。
ビル・ペイン自体もこのリトル・フィートとは別にさらに”ドゥービー・ブラザーズ”では、”もう一人のメンバー”とも呼ばれる程の大活躍をされていますよね。
この辺りの人脈までもが当時の西海岸をはじめとするアメリカン・ロックをも複雑にも面白くもさせてくれる要因でもあると思います。



ここで日本盤(紙ジャケ)の解説の天辰氏の解説を引用させて頂いて・・・
”〜当時、リズムに対する新しい認識を投げ込んでくれた人たちの多くが、そのいっぽうで歌としての側面を失っていったのに対して、彼らは、例外的とも言えるほどに、歌というものを決して疎かにしなかった。どんなにファンキーで、ダイナミックで、スリリングな演奏であっても、彼らの演奏にはいつもしっかりと歌が寄り添っていた―”

このアルバムは商業的にも成功を収めたのですが、この辺りから、ローウェル・ジョージのドラッグ依存の深刻化から体調も悪化していき、その後のバンドを牽引していく力も無くしていったと聞きます。
そのローウェルに代わってソングライティング的にも台頭してきたのが、ビル・ペインとポール・バレルで、その2人の活躍は次作、さらに次々作へと繋がって行きます。
ただ、その”歌と演奏とのバランス”と言う点では、段々と違う方向性を向いて行ってしまった感があります。

FEATS DON’T FAIL ME NOW(アメイジング!)/LITTLE FEAT(リトル・フィート)
(1974年)
1.Rock & Roll Doctor(ロックン・ロール・ドクター)
2.Oh, Atlanta(オー・アトランタ)
3.Skin It Back(スキン・イット・バック)
4.Down the Road(ダウン・ザ・ロード)
5.Spanish Moon(スパニッシュ・ムーン)
6.Feats Don't Fail Me Now(頼もしい足)
7.Fan(ファン)
8.Medley: Cold Cold Cold/Triple Face Boogie(メドレー:コールド、コールド、コールド〜ドライブ・フェイス・ブギー

ローウェル・ジョージ(g,vo)
ビル・ペイン(key,vo)
リッチー・ヘイワード(ds,vo)
ケニー・グラッドニー(b,vo)
サム・クレイトン(per,vo)
ポール・バレル(g,vo)

JUGEMテーマ:音楽
sihuku | 音楽(ヤ・ラ・ワ行) | comments(2) | trackbacks(1) |
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Comment
こんばんは。
奇遇ですね。私もフィートのライブ盤をアップしていたところでした。このバンド、独特のうねりを感じたいのであれば、圧倒的にライブ盤のほうが素晴らしい出来ですね。
ライブで聴くTriple Face Boogieは圧倒的です・・・。
記事TBさせて頂きました。
* 240 * 2007/12/27 11:30 PM |
>240さま こんばんわ。
TBとコメントとありがとうございます!

ボクはこの今年彼らの紙ジャケで初めて音源・楽曲を耳にすることが出来たことは嬉しかったです。振り返る意味でもリトル・フィートだったのですが〜
240さまはあのライヴ盤記事でしたか。
自身CDはありつつ・・・ま、まだライヴ盤聞いていない・・・(苦笑)
これから(楽しみですね。)聞きま〜す♪w
* sihuku * 2007/12/27 11:43 PM |
It comments.









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| 音楽の杜 | 2007/12/27 11:27 PM |