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CORPORATE AMERICA/BOSTON
去る3月9日、 米ロックバンド”BOSTON”のリード・シンガーである、Brad Delp(ブラッド・デルプ)氏がニュー・ハンプシャーの自宅で亡くなっているのが発見された。享年55歳。

この一報を聞いた時のボクの正直な感想は、”これであの!”宇宙の彼方へ”や”ドント・ルック・バック”らボストンの名曲たちがオリジナル・ボーカルで聴けなくなってしまったことが非常に残念でならない!想い・・・ただそれだけでした。
つい先日行われた”エイジア”のオリジナル来日も貴重な体験だったと思うけれど、この”ボストン”のライブも、アメリカではコンスタントにツアーは行っている様ですが、ここ日本には、それこそ30年近く来日していないでしょう!?公式ライブ盤(映像も音声も)ものは発売されていません。ブートでしか、その姿を拝められないっ!!
いつかは必ず来日してくれて”その”名曲群をしかとこの目、耳で体験したかったのですが・・・デルプ氏が亡くなった今となっては、それも絶対無理!になってしまいました。
ただただ残念でなりません。ささやかですが、デルプ氏へご冥福をお祈りしますー
BOSTON
写真右から2番目がデルプ氏
(※以前2007年3月に書いた記事の再アップです。)

・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○


ブラッド・デルプの深く伸びのある高音と甘美な表現力も感じるヴォーカル・パフォーマンスで一番印象深いのは・・・やはりデビュー盤でもある”BOSTON”(幻想飛行)とそれに続く2nd”DON’T LOOK BACK”(ドント・ルック・バック)でしょうか。
あのギターを幾重にも重ね録音(オーバーダビング)させ、その独特な音色豊かでハードにドラビングさせた”ギター・オーケストレーション”とデルプの人間味のある声とが、これまでの”宇宙船ボストン号”の生命線であって、”唯一無二”の存在と言ったところですね!やはり、アルバムとして作品を創り世に発表するアーティストとしては、その”唯一無二”なる”個性”がなければなりません!
ボストンにあっても、その個性の象徴でもあるトム・シュルツ(g、vo)の存在が、このバンド内で大きいことは、今更言うまでもありませんよね。

長らくロック・シーンで活躍されて一聴して”それ”と分かる強烈なる個性を持ったバンドもそうそうにいません。いや!?居るのでしょうが、デビュー以来、まさにっ!ずっと一貫している”拘り”(こだわり)ある音空間。お馴染の”8年周期”で発表されるアルバムでも、往年のファンからは”懐かしい”、”変わっていない!”と言われ、新たにボストンに触れたファンからは、決して今の流行の音では無いけれど、”古くない!”、”新しい!”の印象もあるかと思います。しかも親しみやすいサウンド。

ベスト盤を聴くと一目瞭然ですが、新旧それぞれのアルバム収録曲を聴き比べても、それぞれ違う世代に作られた収録曲もが、一貫した”ボストン・サウンド”している事に気付くと思います。一歩間違えると、”焼き直し”になるのでしょうが、全くそうはさせない所にトム・シュルツの音創りへの”拘り”があるのでしょう。
古くに発表された作品(音)も、今のテクノロジーで作られた音となんら変わりの無い、その表現力にはただただ驚きます。相変らずアルバムには、”ノーシンセサイザー”表記があるのもファンの口元は緩むでしょう。シンセ類の先端技術には、お世話にならずとも、自らが考案・製造した”ロックマン”(言わばアンプ/サウンドエフェクター機器)を使い独特な音楽環境の下、音色を豊かに表現させてしまう技術は素晴らしいと思います。

ボストンと言えば”松坂”!?ではなく・・・やはり1st、2ndはオススメなのですが、今回はあえて〜・・・2002年に発表され、目下最新作でもある”CORPORATE AMERICA(コーポレイト・アメリカ)”を聞きました。
本作は、これまでの”ボストン・サウンド”とはまた違った作風で、初期〜80年〜90年代のサウンド志向とは、これまた随分と変化している印象を受けます。

目に見えるところでは前作(ウォーク・オン)から、さらにメンバー・チェンジがありました。前作はどちらかと言えばトム・シュルツの一人舞台(全曲・全楽器に関与しプレーしています。)とも感じられるほど、個のバンドとしてのパフォーマンスも薄い印象でしたが、”コーポレイト〜”では、新加入で女性のキンバリー・ダーム(vo,g)と、前作からvoで参加しているフラン・コスモの息子、アンソニー・コスモ(g,vo)らの若いチカラを積極的に導入しています。
ソングライティングにもその二人の活躍があり、それぞれの収録曲にも持ち味が十分と発揮されているように思えます。
彼女(キンバレー・ダーム)のギターの弾き語り的な曲もありますし、アンソニー作のは、”今風”の歌ものロックしているあたり、これまでのボストンとは一味違います。
またこれまでのオリジナル・アルバムには、必ず収録されていた”壮大かつメロディアスなインスト曲もありません!
ボストンの(8年も待った)新作で、昔からの往年のファンには、少しばかりか抵抗も感じるでしょうが・・・。これも(今の)ボストンなのでしょうね☆
収録曲にバリエーションでは豊かになった感もあるのですが、その辺りの”らしさ”が薄くなった分、抵抗感もあるかと・・・
個人的にはこういう”ボストン”も好きなんですが。。。


♪”CORPORATE AMERICA ”(コーポレイト・アメリカ)
このスタジオ録りがいかにもボストン(=トム・シュルツ)で・・・味があってイイでわないですかっ!?w

昔からのファンが喜ぶのは、(3)のタイトル曲でもある”コーポレイト・アメリカ”でしょうか!?何ら変わりの無いメロディにギターソロ、サビのコーラス・・・まさに、これぞっボストン!ちなみに(1)と(5)は、トムとデルプの二人だけのパフォーマンスですね!(コーラスにゲストが入りますが〜)

デルプが亡くなって今やオリジナルがトムだけになってしまった様ですが、必ずやまたボストン号の帰還!?あるいは旅立ち!?を待ちたいですね。
最近(ここ数年)のボストン(と言うよりかはトム・シュルツ)は、”慈善事業”(動物や環境保護等)の活動をこのボストンとともに行っている?印象ですね。トムにとっては今更ロック・バンド”ボストン”で生計を計っているはすも無いでしょうし、現在はいかに”ボストン”を通じてその慈善事業を広めて行くか!?の活動の方が優先な印象です。・・・なので?偏った考えもあって商業至上主義的な!?”先進国”日本には来日されることすら興味が無いのかな〜??
祈☆来日ー

CORPORATE AMERICA/BOSTON
(2002年)
1.I Had a Good Time
2.Stare Out Your Window
3.Corporate America
4.With You
5.Someone
6.Turn It Off
7.Cryin'
8.Didn't Mean to Fall in Love
9.You Gave Up on Love
10.Livin' for You(ライブ録音)

TOM SCHOLZ(g,vo,b,key,org(オルガン),ds)
BRAD DELP(vo)
FRAN COSMO(vo,g)
ANTHONY COSMO(vo,g)
KIMBERLEY DAHME(vo,g)
GARY PIHL(key)

JUGEMテーマ:音楽
sihuku | 音楽(ハ行) | comments(2) | trackbacks(2) |
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Comment
実に脳にしみこんでくる音で、きっとシュルツ氏は脳波の研究もしていたに違いない・・・なんて思っちゃいます。
しかしながら見落としがちなのが、DELP氏の歌ですね!特にコーラスが素敵なんですよね。
残念です。ほんと。合掌。
* evergreen * 2008/02/28 12:29 AM |
>evergreenさま こんばんわ!

>脳波の研究もしていたに違いない・・・

(≧▽≦)やってますね!?ゼッタイ☆
”ギタリスト、トム・シュルツ”としては自分が好きで奏でたい音を探っているんでしょうが、それをエゴだけにしないで、いかに大衆のココロに届けられるかもきっと彼なりに研究&(バンドで)披露しているんですよ〜。。。タブン汗”

デルプ氏はなんだかんだでトムと死ぬまで一緒に徒然してましたね=
”ボストンの声”は彼以外考えられません!ですね〜

コメントありがとうございます。
* sihuku * 2008/03/01 2:00 AM |
It comments.









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これこそ衝撃の美しさ! BOSTON"Boston"
BOSTON"Boston"1976年[:聞き耳を立てる:]試聴 毎度毎度しつこく書いています、1976年のROCK情勢。パンクロックの登場ってことで、暗雲立ち込めていたROCK界に、突如飛び込んできたこの澄み切った音。。。 誰しもが驚きました。 衝撃的でした。
| Iron Rosary | 2008/02/28 12:30 AM |
私的100選(21) Boston「Don't Look Back」
ドント・ルック・バック(紙ジャケット仕様) ボストン バンドサウンドでありながらも、音の耳心地のよさとキャッチーさ、商業的な成功を収めたバンドを揶揄していた「産業ロック」という言葉…国内外でのロック人気が下火の今日、なかなか聞けなくなってきたような
| 4番、サード、いたち野郎 | 2008/02/28 12:57 AM |